▼ 2014/02/05(水) 第295回1月25日放送
■入選句
題『七』七十路から始めた川柳四苦八苦 寿
七転び八起きといえば都合よく 益弘
虹色のセーターを編む冬の夜 有子
七ならべジョーカーどこで笑うのか 清香
歳だねと言いつつ達者喜寿傘寿 はるママ
揺れ動くこころを叱る北斗星 英樹
題『自由吟』
元気だけあればいいよと陽が沈む 葵
テレビ消ししばらく娘ヒロインに 敏晴
忍ぶ恋窓にピンクのシクラメン 光子
■楽々川柳
お便りコーナー寄せて頂いたお便りを時間の限り紹介させて頂きました。
楽しいお便り、川柳の事、近況報告、励ましの言葉、本当に嬉しいです。
『川柳広場』楽しんで頂けて、嬉しいです!!!
また、川柳に関する疑問・質問を受け付けています。
こんなこと、聞いて良いのかしら?って思われる事も本当はとっても新鮮
な事だったりします。
私たちも勉強になります、どしどしお寄せ下さい!(#^.^#)
■選者の一句
病名が判ってからの予定表 夏牛☆3月のお題は『魚』 2月末日締切りです。
☆4月のお題は『鳴く』 3月末日締切りです。
☆なお『自由吟』は随時、募集しています。
今回の特選句『七つ星ひとつはボクの母の星』
七つ星、北斗七星の事です。辞書に『一昼夜に12方を指すため、古来
これによって時を測った。』とあります。春夏秋冬、必ず夜空に輝く星座で
す。
見上げれば夜空に簡単に見つける事が出来る七つ星。説明なんて要ら
ないですね!
優しくて少し切ない、とても美しい一句だと思います。
お母さんって、生きている時も亡くなってからも本当の無償の愛で見守っ
てくれている存在なんですね。昨今、そうでない事件を耳にすると、良い母
であった事の幸せをしみじみ有り難かったと思います。