ようこそゲストさん

ようこそ川柳広場へ

2017/03/15(水) 第453回2月4日放送

特選句 

     容易には出来ぬ世相のギアチェンジ      敏晴
 

入選句

   題『驚く』
     もう二月 驚く速さ地球は回る         めぐ
     ラストでまさか鬼と手をつなぐとは      節子
     爺ちゃんが本命チョコを待っている     まこと
     世の中はEUトランプ次は何         氷筆
     姿見のリアルなわれにギョッとする     寿美代
     三次元コピー大きな驚きだ          堅坊
     小学生スマホ操る手の速さ          有子
   題『自由吟』
     極楽に近付く予感写経中          わか子
     真っ直ぐに前を見ていた青リンゴ       麦人
     ただの爺 天皇はんは成りたいの       喜明
 

選者の一句

    味噌汁の向こうに妻が居る温み       ただじ



    ☆4月のお題は『それぞれ』     3月末日締切りです。
    ☆5月のお題は『待つ』       4月末日締切りです。    

    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。
 

投句の宛先

    ☆ 葉書・封書   〒673-0493 三木市エフエムみっきぃ
    ☆ Fax番号     0794-86-1761
    ☆ e-mailアドレス  melbo@fm-miki.jp
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   今回の特選句『容易には出来ぬ世相のギアチェンジ』

    昨今、欧州で米国で、日本の近隣国においても思わぬ事件が
   勃発しました。一票の重みを痛感する出来事でした。

    もちろん本気の一票を信じて投票された人たちもおられますが、
   『えっ?』という記事が紙面を、メディアを揺るがしたのですから、
   『世相』が思わぬ方へと動き、『容易には』『ギアチェンジ』出来な
   かったのでしょう。

    今を切り取る時事川柳としてタイムリーでリズムも良く、わかり
   易く、ただ批判するのではなく、一歩引いた眼で詠まれているの
   が上手いなぁと思いました。

    時事川柳が苦手な私は、こんな風に時事吟を詠めたらなあと
   思う一句です。
                                   (桔理子)

2017/03/02(木) 第452回1月28日放送

特選句 

     翔いた羽を静かにおりたたむ        喜佐男
 

入選句

   題『翔く』
     新緑の過疎に翔く鯉幟             麦人
     得意気に翔いている大白鳥          恭子
     はばたいて平和を祈る千羽鶴         英明
     大丈夫崖っぷちでも羽がある         麦乃
     老兵も掛け声だけは翔いて          節子
     翔いてみたいか そうか風見鶏         敏晴
   題『自由吟』
     投げ捨てる茶碗並べて口喧嘩        としや
     一駅を歩き師走の活気吸う          幸二
     風読めず肚もやもやと宵の月          恵
     遠くへと弾き飛ばされ旨い酒        一本杉
 

選者の一句

    春を編む女神くしゃみが止まらない     桔理子



    ☆4月のお題は『それぞれ』     3月末日締切りです。
    ☆5月のお題は『待つ』       4月末日締切りです。    

    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。
 

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   今回の特選句『翔いた羽を静かにおりたたむ』

    翔いていたのは作者でしょうか。懸命に翔いておられたのでしょう
   か。悠々と大空を翔いておられたのでしょうか。
    大空を雄々しく翔いていた大きな鳥が静かに降り立ち、羽をゆっく
   りと閉じて行く。

    誰にでも『引き際がありますな』と、正明さん。ああ、そういう意味が
   含まれていたのかと思いました。私には読み取る事が出来なかった
   のですが、この句の深みを感じる事が出来ました。

    翔いていたけれど、いつか引き継ぐ時が来ます。『羽を』、『静かに
   おりたたむ』味わい深い一句だと思います。
                                      (桔理子)

2017/01/21(土) 第451回1月21日放送

特選句 

     嬉しくて寂しい吾子の翔く日           まこと
 

入選句

   題『翔く』
     若鳥の翔き無情打つ氷雨            幸二
     皆思う天翔いて星掴む              富夫
     翔いて失敗をして翔いて             めぐ
     翔いて着地の無事を祈る母         喜佐男
     四月には最後の孫も社会人         瑠璃子
     さあ翔ぼう想像力はたんとある       寿美代
   題『自由吟』
     萎えてゆく心鏡に問うたとて          喜明
     弁解はしない私の自尊心             恵
     針の穴するり通ってきた噂          千恵子
     踏まれても花は黙って咲いている       節子
 

選者の一句

    母さんと同じ顔して出汁を取る       桔理子



    ☆4月のお題は『それぞれ』     3月末日締切りです。
    ☆5月のお題は『待つ』       4月末日締切りです。    

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   今回の特選句『嬉しくて寂しい吾子の翔く日』

    ああ、この気持ち!本当によく分かります。

    反抗期もあった、じりじりと焦ったり悩んだり。だけど、それでもや
   っぱり可愛い我が子。
    『吾子』と呼び掛けられていて愛おしいという想いがいっそう伝わ
   ってきます。その子の巣立つ日、ああ、大きくなった。

    巣立つ我が子の姿は誇らしくもあるけれど、寂しいのです。

    『嬉しくて寂しい』とても素直に詠まれて、続いて『吾子の翔く日』
   と詠まれており、晴れやかさと誇らしさ、愛おしさ、いろんな気持ち
   がない交ぜになっていて良い句だなあと思いました。

    親心がすんなり入って来て、共感しました。
                                      (桔理子)

2017/01/21(土) 第450回1月14日放送

特選句 

     パートナーの支援のおかげ はばたける     寿
 

入選句

   題『翔く』
     翔いた若い日もあり半世紀          としや
     メジャーでもきっと翔く二刀流          俊博
     白鷺の翔く戦のない世界            麦人
     締めてるが諭吉翔く年の市           洋子
     東京で翔く夢を持つ十代             恭子
     居心地が良すぎて我が家飛び立てず   一本杉
   題『自由吟』
     心から出したい人に書く賀状         氷筆
     口揃えどの科の医者もそれ加齢       一徳
     性善説信じ信じて日日愚直         わか子
     夫婦喧嘩二人の仲を巻き戻す        敏明
 

選者の一句

    少年の立志励ます寒の星             正明



    ☆3月のお題は『顔』        2月末日締切りです。
    ☆4月のお題は『それぞれ』     3月末日締切りです。    

    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。
 

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   今回の特選句『パートナーの支援のおかげ はばたける』

    本当にそうだなと思う納得の一句です。私が川柳に打ち込める
   のもパートナーの理解のおかげです。行っておいで、って言って
   貰えるのと、また行くんか?って言われるのとでは本当に大きな
   違いがあります。ああ、感謝!

    理解のある主人のおかげ、と詠むのではなく『パートナーのお
   かげ』と表現されているのが良いなぁと思いました。『パートナー』
   と表現される事によって、定年後の夫婦の気持ちの在り方が伺え
   る気がしました。

    第二の青春を謳歌出来るのも寛容なあなたのおかげ、と感謝の
   気持ちが素直に伝わってくる素敵な一句だと思います。
                                     桔理子

1: ようこそ川柳広場へ 『 初投句の皆さま、ありがとうございます! たくさんのご投句、嬉しく思います!頑張らなくては! ブログが滞ってしまって本当に申し訳...』 (2017/03/01 16:21)

2017/01/21(土) 第449回1月7日放送

特選句 

     島唄と新酒に酔って鳥飛ばす           翔空
 

入選句

   題『翔く』
     はばたいて低空飛行それもいい         寿々
     飼育員が翔き仕込むコウノトリ          氷筆
     あの雲にのればふる里行くそうだ        喜明
     体力も気力もあった飛んでいた          益弘
     羽搏くと去年も書いてある日記         千恵子
     天翔る竜をうらやむ酉生まれ           洋子
     翔いて紙飛行機は雲になる            敏明
   題『自由吟』
     長生きの秘訣毎日超多忙            無球
     耳そうじ母のぬくもり膝まくら        しゅういち
     むずかしい言葉はいらぬ手を握る        麦人
 

選者の一句

    一本のペンがわたしを鳥にする        ただじ



    ☆2月のお題は『驚く』       1月末日締切りです。
    ☆3月のお題は『顔』        2月末日締切りです。    

    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。
 

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   今回の特選句『島唄と新酒に酔って鳥飛ばす』

    新酒は秋に収穫したお米で醸造したお酒の事で、最近は『寒造
   り』12月~2月頃のお酒を言うそうなので、ちょうど今の季節だと
   思います。

    どのような集まりだったのでしょうか。沖縄の民謡『島唄』を聞か
   れて、それとも一緒に歌われたのでしょうか。遠い故郷の唄を歌い、
   新酒を味わい、そして心地良く酔って。この新酒も故郷のお酒だっ
   たのかも知れません。

    『鳥飛ばす』、この鳥は作者の心でしょうか。心が故郷に飛んで
   いく…望郷の想いが伝わる気がしました。

    賑やかな楽しい宴、その楽しさの中に望郷の想いが込められて
   いる気がして胸にグッとくる一句だと思いました。
                                      桔理子