▼ 2016/09/17(土) 第433回9月17日放送
■入選句
題『買う』アベノミクスで景気上がらず買い控え 麦人
欲しいのは買えないもので無念です 葵
株買った今日も上がるは やれ気温 めぐ
拝観料買って浄土へ行くつもり 克子
欲しい物相談せずに買う勇気 一徳
買う前に必ず触る衣料品 堅坊
題『自由吟』
酷暑耐え生きる田畑とわたくしと 恵
被災地の総理の服に泥が無い 英樹
寂しいと言いつつ出ない電話口 敏明
悲しみの家に届いた胡蝶蘭 真理子
■投句の宛先
☆ 葉書・封書 〒673-0493 三木市エフエムみっきぃ☆ Fax番号 0794-86-1761
☆ e-mailアドレス melbo@fm-miki.jp
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今回の特選句『綿菓子と金魚を下げて子の帰還』
可愛らしい句だな! 私の第一印象です。縁日でしょうか、花火大会
でしょうか?
幼かった日の『夜店』の記憶がよみがえりました。私は大阪の下町育
ちで、毎月『1のつく日』は『夜店』が出ました。夏の夜、小さな子は夜に
出掛けるなんて以ての外!なのですが、それが許される日です。もちろ
ん、親が同伴でしたが。
金魚すくい、ヨーヨー釣り、『東京コロッケ』などという、今思うと胡散臭
い名前のコロッケがありました。ビー玉より一回り大きい位のジャガイモ
だけみたいなコロッケをパチンコをして個数を決めて買うのです。6個~
8個、ホクホクとしていて、絡めたソースが美味しかったです。
妙に思い出が懐かしくなったのはきっと、この句の『子の帰還』という
フレーズの所為だと思います。
金魚すくいで勝ち取った金魚と割り箸にふっくらと巻かれた綿菓子を
両手に持って帰って来た子。『帰還』と詠まれるからには何とも誇らしげ
だったのでしょう。
楽しかったという表情が読み取れ、生き生きとした一句だと思います。
(桔理子)
1: ようこそ川柳広場へ 2016年10月11日(火) 深夜0時16分
しゅういち様
いつもご投句、川柳広場を聞いて下さり、ありがとうございます!本当に嬉しいです!励みになります。
非公開コメントに下さったコメント、放送で読ませて頂いてもよろしいでしょうか?
これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。
桔理子
2: ようこそ川柳広場へ 2016年10月13日(木) 午前9時56分
しゅういち様
ご回答ありがとうございます!
コメント、読ませて頂きます。
コメント読ませて頂きます!
これからも『川柳広場』頑張りますので、よろしくお願いします。
桔理子