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2016/01/16(土) 第397回1月9日放送

特選句 

     虹色の風船飛ばす春の朝              なごみ

入選句

   題『飛ぶ』
     手裏剣が飛び交うような中国語            孝志
     女子会も十人十色会話飛ぶ               寿
     信じてた大樹に首を飛ばされた        おーちゃん
     金星へルート変更できるナビ             としや
     ペンギンが鳥にかえった水の中           真理子
     飛び散ったことば集める鍋料理            恭子
   題『自由吟』
     銀盤のプリンス進化止まらない            敏晴
     お客さん引っ張らないで蟹の足            氷筆
     万札へ畏敬の念が薄くなる            しゅういち
 

選者の一句

    気遣いが少し重たい病み上り              夏牛
 


    ☆ 2月のお題は『二階』   来年1月末日締切りです。
    ☆ 3月のお題は『根元』      2月末日締切りです。    

    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。
 

投句の宛先

    ☆ 葉書・封書   〒673-0493 三木市エフエムみっきぃ
    ☆ Fax番号     0794-86-1761
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   今回の特選句『虹色の風船飛ばす春の朝』

    『春の朝』の空のイメージ、真っ青な空より少し明るい空を想像しました。
   その明るい空に向けて風船を飛ばす。

    『虹色の風船』とは、どんな風船でしょうか?
    何色もの風船が一斉に飛ばされたのでしょうか。それとも、春の朝の光線
   によって虹色に見えてのでしょうか。
    本当に風船を飛ばされたのでしょうか?風船が流れて来たのでしょうか?
   それとも、新春の空に心の風船を飛ばされたのでしょうか?
    想像が膨らみますが、どれも爽やかです。

    新春に相応しい、とても綺麗で希望に満ち溢れた一句だと思います。