■特選句　

　　　　　妬心（としん）少しもやして老いを遠ざける　　　　　　　　重子

■入選句

題『炎（ひ・ほのお』
　　　　　振りかざす炎の先に春が見え　　　　　　　　　　　　　　英樹
　　　　　夕焼けが燃えてる　心温かい　　　　　　　　　　　　 　　朝子
　　　　　世は無常乗り越えなさい炎言う　　　　　　　　　　　　　めぐ
　　　　　ダメ虎に炎の男いざ来たれ　　　　　　　　　　　　　　　　俊博
　　　　　亡き父が燃えて叱った子の躾　　　　　　　　　　　　　　清香
　　　　　心燃えて炎探知機作動する　　　　　　　　　　　　　はるママ
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
題『自由吟』
　　　　　バックギア入れ方知らぬ蟻の列　　　　　　　　　　　　なごみ
　　　　　日溜りと流れるラジオ針と糸　　　　　　　　　　　　　　　　　寿
　　　　　月謝払い一芸身につけボランティア　　　　　　　　　　　俊夫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■楽々川柳

　　　　『2013　ふあうすと川柳大会』事前投句のご案内

　　　2013　ふあうすと川柳大会
　　　　開催日時　　　平成25年4月14日（日）
　　　　　　　　　　　　　午前10時　　開場
　　　　開催場所　　　兵庫県民会館　　９階ホール
　　　　　　　　　　　　神戸市中央区下山手通4-16-3

　　　なんですが、今回、まず、ご案内しますのは『自由吟』事前投句　です！

　　　※事前投句は、『自由吟』　１句　　　です。
　　　　葉書でご応募下さい。
　　　投句先
　　　　　〒675-0062　
　　　　　兵庫県加古川市加古川町美ノ利377-16
　　　　　　　　蛯原　夏牛　宛
　　　締　切
　　　　　平成25年3月9日（土）　　　　　（当日消印有効）

　　　ご出席予定の方は、ぜひぜひ、ご投句下さい！！！
　　　葉書で応募ですので、投句料は無料です(*^^)v

■選者の一句

　　　　この顔は迷子にもてる顔らしい　　　　　　　　　　夏牛


　　　
　　　　☆３月のお題は『涙』　　　　　　　　　　　　　　　　２月末日締切りです。
　　　　☆４月のお題は『茣蓙（ござ）』　　　　　　　　　　３月末日締切りです。

　　　　☆なお『自由吟』は随時、募集しています。



　　今回の特選句『妬心（としん）少しもやして老いを遠ざける』

　　　この句、私は「淡い恋心」いやいや、なかなかジェラシーなんですから、
　　激しい恋の想い、って感じたのですが、夏牛さんの見解はすこし違って、
　　「恋」とは限らず、「若さ」など、に対するジェラシーではないか、と。
　　　ジェラシー（まだ、若い人なんかに負けない）という想いが『老い』を遠
　　ざける、…。
　　　どちらの意図で作られたのでしょうか？どちらにしても、力強い句です。