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2016/02/27(土) 第403回2月20日放送

特選句 

     降りてみて二階の用を思い出し          孝志

入選句

   題『二階』
     お久しと二階の孫と祝う屠蘇            末美
     地下二階パンドラの箱半開き           喜明
     手術から二階は便利居留守出来        瑠璃子
     白黒をつけたくなくて二階行く            益弘
     姑のふた言二階から目薬             鶏子
     大花火 二階の窓で彼と観る          なごみ
   題『自由吟』
     七草の言われを聞いて粥すする         氷筆
     ばあちゃんも時に厳しいことを云う         寿
     さりげなく直線でくる他人の目           重子
 

選者の一句

    裸木に溢れる思い打ちあける          ヨシヱ
 


    ☆ 4月のお題は『担当』      3月末日締切りです。
    ☆ 5月のお題は『迷う』       4月末日締切りです。    

    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。
 

投句の宛先

    ☆ 葉書・封書   〒673-0493 三木市エフエムみっきぃ
    ☆ Fax番号     0794-86-1761
    ☆ e-mailアドレス  melbo@fm-miki.jp
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   今回の特選句『降りてみて二階の用を思い出し』

    ああ~、わかる!まさに実感句です!
    移動すると、どうして用事を忘れるのでしょうか?用があって二階に
   行ったはずなのに。
    「あれ?何をするつもりだったんだっけ?」とか「何を取りに来たんだ
   っけ?」……どうやっても思い出せない。諦めて降りて来たら降りた場
   所でハッと思い出す。
    よくある光景です。

    『二階』というお題だから『二階』とした、というより『二階』である事が
   効いている一句だと思います。だって二階ですよ!また上がらなくちゃ
   いけないのです。用があったのですから。(二階かあああ…) 何だか
   悔しさが滲み出ているような気がします!

    日常をさりげなく詠んでリズム良く、パッと実感できる楽しい一句だと
   思います!

2016/02/13(土) 第402回2月13日放送

特選句 

     ふんぎりがついたか二階降りてくる       かほる

入選句

   題『二階』
     口笛を吹けば二階の窓が開く           堅坊
     込み入った話二階へ逃避する           益弘
     お二階の嫁とメールで通じ合い         なごみ
     二階よりとびきりの味届けられ           孝子
     足音の重い二階の子を案じ            英樹
     ごはんです二階のパパに電話する        節城
   題『自由吟』
     猿はいいないつも混浴いつもタダ      しゅういち
     ゆるやかに何か解けてゆく八十路         喜明
     新日記頑張らないで今日を書く           めぐ
 

選者の一句

    脇役と言わせるもんか分葱の理        桔理子
 


    ☆ 4月のお題は『担当』      3月末日締切りです。
    ☆ 5月のお題は『迷う』       4月末日締切りです。    

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   今回の特選句『ふんぎりがついたか二階降りてくる』

    我が子を見守る母親の気持ちは何も言わなくても敏感なものです。
    「ただいま」の声のトーンでも(何かあったのかな?)と思ったりします。

    「ただいま」と言われたのでしょうか?何も言わずに無言で二階へ駆け
   上がったのでしょうか?

    何があったのかは分からない、しかし、ふんぎりがついたのでしょう。
   二階から降りてくる足音が聞こえます。何があったのか話してくれないか
   も知れないけれど、とにかくホッとした…そんな一コマが目に浮かぶ一句
   です。

    たった十七音字の川柳ですが、空気、心情がグッと伝わる一句があり
   ます。川柳は十七音のドラマだと言われますが、十七音だからこそ一瞬
   を切り取る。

    川柳ならではの醍醐味だと思います。

 

2016/02/06(土) 第401回2月6日放送

特選句 

     下宿代払わぬやつがいる二階       おーちゃん

入選句

   題『二階』
     豚まんが冷めると二階までメール         孝志
     おりてくる足音気分告げている            葵
     二階から星の観察ロマン見る         しゅういち
     トントンと降りてたころをなつかしむ        氷筆
     二階から宙ぶらりんの返事降る           重子
     別世界 二階平成 下昭和               寿
   題『自由吟』
     どこまでも娘心は多面体               敏晴
     雪の中踏ん張っている仁王様           翔空
     非正規が四割 増やし過ぎですよ         堅坊
 

選者の一句

    開幕戦もう優勝を吠えている             夏牛
 


    ☆ 3月のお題は『根元』      2月末日締切りです。
    ☆ 4月のお題は『担当』      3月末日締切りです。    

    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。
 

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   今回の特選句『下宿代払わぬやつがいる二階』

    思わず苦笑してしまう、同感な一句です!特に男の子の親御さんの気
   持ちじゃないでしょうか?私が息子二人だから、そう感じるのかもしれま
   せん。う~ん、分かる!

    古川柳に『居候三杯目にはそっと出し』というのがありますが、この場合
   の『下宿人』は息子、何か息子さんが似合う気がします、ですから三杯目
   も遠慮無しって感じでしょうか。(^_^;)
    もう家にお金を入れてもいい歳だぞ、働いているのだから、息子じゃな
   いぞ、下宿人だぞ、またおかわりしよって、食欲旺盛だなあ、(良い事だ)、
   お、チャンネルまで変えよった、こら!
    な~んて、想像し過ぎでしょうか!

    『払わぬやつ』と言いつつ愛情たっぷりな親の気持ちが滲み出ている
   気がして、ほっこりする良い句だなあと思います。

    

2016/01/30(土) 第400回1月30日放送

特選句 

     申年に良く見良く聞きしゃべりたい           富夫

入選句

   題『飛ぶ』
     野良猫と冬に飛ぶ蚊は放し飼い           千恵子
     飛ぶまでの勇気が未だ溜められぬ           益弘
     山寺に霰飛び込む 寒からず              翔空
     昭和史に飛ばし読みたい箇所がある          英樹
     北風に帽子おさえて急ぐ子等             瑠璃子
     イメージの通り飛ばせる五郎丸             堅坊
     車窓から白鷺城が飛んでゆく                寿
   題『自由吟』
     しいたいこと いっぱい抱いて初詣で          重子
     この前な あの話して五十年               義樹
 

選者の一句

    色紙への構図が出来て墨を磨る            正明
 


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   今回の特選句『申年に良く見良く聞きしゃべりたい』

    今年は申年なので、猿に因む句はたくさん寄せられました。
    この句もその一つでしたが、三猿ですね!『見ざる・聞かざる・言わざる』
   いやいや、今の時代はそうじゃない。時代の流れをよく見て、見聞を広め、
   言いたい事はキチンと言葉にする。川柳人として、そうあるべきですね。

    本歌取りを上手くもじって納得の一句です。
    楽しい句ですが、決意表明とも。

    私もこの一年、『よく見、よく聞き』言葉にして伝えたいものです。

2016/01/23(土) 第399回1月23日放送

特選句 

     はやぶさは英知とロマンのせてとぶ          恭子

入選句

   題『飛ぶ』
     今日こそは飛んでみせると勝負服       おーちゃん
     無礼講ちょっと度が過ぎ飛ばされる          敏晴
     断捨離で身を軽くして飛び跳ねる            めぐ
     長旅へ湖畔を譲り鴨一気               ヒッシ
     思わぬ時に思わぬものが飛んでくる           葵
     日本を目の端に置き初春を飛ぶ            重子
   題『自由吟』
     妻の小言ジワジワと効いてくる          しゅういち
     あと一歩進めば金になれるのに           真理子
     まだ先が見えない余生汗をかく             堅坊

 

選者の一句

    炎(ヒ)を抱いてうたかたをゆく風のみち       ヨシヱ
 


    ☆ 3月のお題は『根元』      2月末日締切りです。
    ☆ 4月のお題は『担当』      3月末日締切りです。    

    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。
 

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   今回の特選句『はやぶさは英知とロマンのせてとぶ』

    『はやぶさ』の奇跡、奇跡と呼んではいけないのでしょうね、「軌跡」、は、
    本当に感動とロマンを与えてくれました。昨年放送された『下町ロケット』
    というドラマも面白かったです!

    ドラマ化され映画化され、探査機『はやぶさ』がもたらしたものは小惑星
   イトカワの情報以上のものがありましたね!
    日本人である誇りのようなものすら感じました。

    英知とロマン。新しい一年の幕開けにブワ~ッと心が広がっていくような
   一句だと思います。