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2017年3月の日記

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2017/03/15(水) 第454回2月11日放送

特選句 

     呱々の声に夢をいっぱい用意する      節子
 

入選句

   題『驚く』
     英米の投票結果知らす報           一徳
     びっくりや子等から貰うお年玉        洋子
     驚くわ 詰め放題のすき間なし        義樹
     驚いたあとに溜息でるおまけ         益弘
     鈍なった驚くことも鈍なった           めぐ
     美味しいと評判の店消えている         葵
     驚いた拍子にこける老いの足          恵
   題『自由吟』
     為せば成る 母の哲学子にも説き     わか子
     運の無い者g支える宝くじ           麦人
     新聞を笑顔で読める日が欲しい       敏晴
 

選者の一句

    親よりは暮らし贅沢世は移る          正明



    ☆4月のお題は『それぞれ』     3月末日締切りです。
    ☆5月のお題は『待つ』       4月末日締切りです。    

    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。
 

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    ☆ e-mailアドレス  melbo@fm-miki.jp
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   今回の特選句『呱々の声に夢をいっぱい用意する』

    『呱々』乳飲み子の泣き声。と、広辞苑に載っていますが、川柳を
   されている方はご存知でしょう。でも、私にとって川柳で初めて目に
   した幾つかの言葉の一つです。

    『呱々の声』ああ、赤ちゃんの泣いている声だ、と分かるのは短詩
   文芸にとって、とても便利で効果的です。この言葉だけで読み手は
   声の響き、様子、そして、その子をあやす母親の表情さえも思い浮
   かべる事が出来ます。

    でも、便利な言葉はよく使われている言葉でもあります。
    この句の良さは中七・下五の『夢をいっぱい用意する』という表現
   だと思います。赤ちゃんを取り囲む人達の喜びと愛情が伝わって自
   然に微笑んでしまいます。

    僅か十七音字で映像と思いが伝わる素敵な一句だと思いました。
                                     (桔理子)

    

2017/03/15(水) 第453回2月4日放送

特選句 

     容易には出来ぬ世相のギアチェンジ      敏晴
 

入選句

   題『驚く』
     もう二月 驚く速さ地球は回る         めぐ
     ラストでまさか鬼と手をつなぐとは      節子
     爺ちゃんが本命チョコを待っている     まこと
     世の中はEUトランプ次は何         氷筆
     姿見のリアルなわれにギョッとする     寿美代
     三次元コピー大きな驚きだ          堅坊
     小学生スマホ操る手の速さ          有子
   題『自由吟』
     極楽に近付く予感写経中          わか子
     真っ直ぐに前を見ていた青リンゴ       麦人
     ただの爺 天皇はんは成りたいの       喜明
 

選者の一句

    味噌汁の向こうに妻が居る温み       ただじ



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   今回の特選句『容易には出来ぬ世相のギアチェンジ』

    昨今、欧州で米国で、日本の近隣国においても思わぬ事件が
   勃発しました。一票の重みを痛感する出来事でした。

    もちろん本気の一票を信じて投票された人たちもおられますが、
   『えっ?』という記事が紙面を、メディアを揺るがしたのですから、
   『世相』が思わぬ方へと動き、『容易には』『ギアチェンジ』出来な
   かったのでしょう。

    今を切り取る時事川柳としてタイムリーでリズムも良く、わかり
   易く、ただ批判するのではなく、一歩引いた眼で詠まれているの
   が上手いなぁと思いました。

    時事川柳が苦手な私は、こんな風に時事吟を詠めたらなあと
   思う一句です。
                                   (桔理子)

2017/03/02(木) 第452回1月28日放送

特選句 

     翔いた羽を静かにおりたたむ        喜佐男
 

入選句

   題『翔く』
     新緑の過疎に翔く鯉幟             麦人
     得意気に翔いている大白鳥          恭子
     はばたいて平和を祈る千羽鶴         英明
     大丈夫崖っぷちでも羽がある         麦乃
     老兵も掛け声だけは翔いて          節子
     翔いてみたいか そうか風見鶏         敏晴
   題『自由吟』
     投げ捨てる茶碗並べて口喧嘩        としや
     一駅を歩き師走の活気吸う          幸二
     風読めず肚もやもやと宵の月          恵
     遠くへと弾き飛ばされ旨い酒        一本杉
 

選者の一句

    春を編む女神くしゃみが止まらない     桔理子



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   今回の特選句『翔いた羽を静かにおりたたむ』

    翔いていたのは作者でしょうか。懸命に翔いておられたのでしょう
   か。悠々と大空を翔いておられたのでしょうか。
    大空を雄々しく翔いていた大きな鳥が静かに降り立ち、羽をゆっく
   りと閉じて行く。

    誰にでも『引き際がありますな』と、正明さん。ああ、そういう意味が
   含まれていたのかと思いました。私には読み取る事が出来なかった
   のですが、この句の深みを感じる事が出来ました。

    翔いていたけれど、いつか引き継ぐ時が来ます。『羽を』、『静かに
   おりたたむ』味わい深い一句だと思います。
                                      (桔理子)