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2021/09/30(木) 第696回(第26回みっきぃ賞) 10月3日放送

【最優秀賞】
春ですね蛇口の水がやわらかに  ゆき子

【優秀賞】
靴下の穴でも君は詩にする  敏晴

『入選句』
お題:同情
同情をされてる内はまだひよこ  益弘
よく解るが同情しても諭吉留守  喜佐男
現状をわかってくれた好かぬ奴  サバトラ

お題:スタート
三番ホーム夢はここから始まった  治
パンパンと埃払ってスタート日  めぐ
スタートで人を知りたい語りたい  修一

お題:埋める
埋め戻ししたのに土が余ってる  浩
好きな色ばかりで埋めている余白  和代
まがままを埋めて理性のある余生  恵
深く深く埋めてもボクを呼んでいる  浩

お題:相手
激闘が終わり抱き合う好敵手  益弘
もう飼えぬノラを相手に老いを知る  恭子

お題:わくわく
マー君の復帰わくわく被災の地  麦人
学生証持てば古希でもわくわくと  敏晴
初恋の彼に再会照れる母  やんちゃん

お題:うっかり
答案用紙百点なのに名前なし  孝子
ウィズコロナなんてうっかり言うからや  敏晴

お題:自由吟
コロナ禍に引退決める招き猫  進
丹田に人生訓を据え生きる  高島
知らんけど便利な語尾に遊ばれる  寿
極限の現場に咲かす若い笑み  治
渡る風感じた時の色になり  和代
掲載句一週間の力水  一本杉

募集中のお題
11月:「吹く」10月末締切
12月:「とうとう」11月末締切
自由吟は随時募集しています。

【選者の一句】
席のある電車に心広う乗り  椙元紋太

投句・お便りの宛先
〒673-0493
三木市エフエムみっきぃ
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メール:melbo@fm-miki.jp
たくさんの投句・お便りお待ちしています。