[0]ようこそ川柳広場へ
<前[4] [5]一覧 [6]次>

2015/04/18(土)第359回4月19日放送

特選句 

 
     後輩が上司になった日の辞表               孝志

入選句

   題『上役』
     イケメンが上役ドラマとは行かぬ              朝子
     上役に おいこら と言う夢の中           しゅういち
     上役も彼女を連れている出合い              氷筆
     飲み会の上役財布だけが要り               無球
     年下の上司の悩み聞いてやる               益弘
     お局に「ちゃん」で呼ばれている上司        おーちゃん
   題『自由吟』
     挨拶をされて戸惑うマスク族                  寿
     結論を先延ばしするふやけ麺                受身
     梅干しの一つで描ける国の旗                幸二


選者の一句 

    同じ事しても謗られ誉められて                夏牛
 



    ☆ 6月のお題は『警報』        5月末日締切りです。
    ☆ 7月のお題は『看板』        6月末日締切りです。


    ☆ なお『自由吟』は随時、募集しています。




   今回の特選句『後輩が上司になった日の辞表』

    夏牛さんと敏子さんがこの句を特選に選ばれた時、私は、本当は深い
   所が読み取れていませんでした。
    でも、放送中のお二人の解説を聞いていて、サラリーマンの悲哀、の
   ひと言では片付けられないこもごもの気持ちが詰まっていたのだと思い
   ました。

    どんな後輩だったのでしょうか。可愛がっていた後輩?それとも感じ方、
   やり方の真逆だった後輩?ずいぶんと年下の後輩だったのかも知れま
   せん。もう自分の出世の道は無くなったと感じたのか、或いは、これから
   は彼の下で働かなくてはいけないのか、と感じたのか。

    本当に辞表を出したかどうかは問題ではなく、そこにある人間関係、人
   間臭さ、葛藤などが詠み込まれています。

    じわじわと景色が見えるようで、心にズシンとくる一句です。


 

コメント(1件)

<前 一覧 次>

[9]ログイン
[*]検索 [#]日記帳一覧
adiary Version 2.13